VTR250に乗り換えてチェーンオイルが必要となり購入して使っています。
ロイヤルパープルのチェーンオイルである「マックスチェーン」の特徴は、フィルム状にペタッと潤滑材が貼り付くことです。
なので、ありがちなベタベタと周囲に飛び散ることがありません。
かなりおすすめなので紹介いたします。
〇ロイヤルパープルについて
かなり前から高性能オイルとして日本に輸入されているアメリカ系のオイルです。名前の通りオイルも紫色なのがポイントのようです。
アメリカではそこまで高価ではないようなのですが、日本の販売価格がかなり高く…ありがちなパターンですね。
独特なのはオイルが紫色であるだけではなく、スプレータイプの潤滑油がフィルムのように残る、独自性のある仕様となっています。
〇ロイヤルパープル マックスチェーン
日本に導入されているスプレータイプの潤滑材は、マックスフィルムと今回のマックスチェーンです。
共に、スプレーした潤滑剤がフィルムのように残る点が特徴です。マックスフィルムはサラサラで、マックスチェーンはそれなりの粘度があるチェーン向けです。
5-56を使ったことがある人なら分かると思いますが、5-56は塗布直後はスムーズですが揮発が早いです。また、ゴム類への攻撃性も高いです。シリコンスプレーは負荷の小さいところは良いですが、チェーンのような場所には適しません。
以前使っていた普通のチェーンオイル(たしか、ワコーズのチェーンガード)は、コッテリとした白いグリスを吹き付けるタイプで、吹き付けすぎると飛び散ったり、チェーンガード裏にコッテリ溜まってしまいます…。あと、汚れを呼んで真っ黒になるんですよね。
なので、チェーンはメンテナンスしないといけないけど、塗りすぎるのは良くないし、メンテすると手が真っ黒になるという点は気になっていました。
これに対して、マックスチェーンは最初は少し粘性のある液体で浸透もそこそこして、表面に潤滑性のあるフィルムが残ります。この具合がちょうど良い。
チェーンにさすがのマッチングです。 ジュワッと泡立って流れていく感じです。写真で示したような、チェーンのコマ同士が擦れる部分にチマチマと注油してゆきます。最後に、軽く全体的に吹いておきましたが。
乾いた後は2枚目の写真。白っぽいのは昔のチェーンルブが残っていた可能性も有ります。ちょっとアンバーな感じのフィルム状にかたまっています。こうなると飛び散ったりしないのでメンテが楽なんですよね。
〇効果やインプレッション、感想は?
結構良い。
フィルム状に固まった状態だと、本当に効くのか不安だったのですが、以前よりもノイズが減ってスムーズになったように思います。
5-56の出番のような浸透力が必要な場面では、粘度の低いマックスフィルムが推奨されていますが、マックスチェーンでもそこそこいけます。車や家のドア、キー穴などに使ってみたところ快調です。ドアが軽く動きすぎて、ちょっと失敗だったかな?と思うほどです(苦笑)
〇ついでに洗浄剤マックスアトマイザーも購入
燃料に添加する洗浄剤の類は好きで、定期的に入れています。とはいえ、大きな効果が有る⇒汚れが溜まっていたことになるので、あまり喜ばしいことではありません。
なので、入れてみて特に変化が無かったことにホッとしながら、気休め程度に定期的に添加するのが良いのかな?と考えています。