パワースポットとかは(こじつけが多くて)好きではないのですが、ちょっとここは訳が違います。
浜松の「元城町東照宮」です。
天下人2名がキャリアの最初と所縁があり、本田宗一郎まで所縁があるとか…。これは歴史的に見ても面白い!ということでお詣りしました。
もう少しこの場所の所縁を紹介しましょう。境内には説明のプレートも用意されています。こちらを引用します。
『元城町東照宮の建つこの地は、浜松城の前身・引間城の本丸跡です。戦国時代のこの城には後に天下人となる二人の武将が相次いで訪れています。天文二十年(1551年)、終わりの農村を出た少年時代の豊臣秀吉公(当時16歳)が今川家臣の居城であった引間城を訪れ、頭陀寺の松下氏に仕えるきっかけを得たとされています。元亀元年(1570年)には、今川家から独立を果たした徳川家康公(当時29歳)が遠江を平定し、この城に住み、浜松という地名も定めました。この城は期せずして、二人の天下人が戦国武将としての一歩を踏み出した運命の地となりました。ここ引間城跡の東照宮と二公像は「出世の街 浜松」を代表するまさに聖地といえます。』
以上引用
ちなみに、これを監修しているのは、テレビによく出ておられて、独特の観点から歴史を解説するのが面白い磯田先生です。顔を見たら思い出すと思いますよ。
さて、この場所については強力な所縁がありますね。
私がこの場所を知ったのはテレビで磯田先生が紹介しているのを見たのがきっかけだったのですが、そのテレビでは「世界の本田宗一郎が起業前に露店を開いていた」とも言っており、いやはや、これは結構すごい面々ですね。
それだけ強力な歴史を持つこの場所ですが、お守りを買ったりおみくじをするような神社とは違って、この祠が建っているだけです。人も基本的には居ません。にもかかわらず、私が訪れた際にも3組ほど人がいましたし、お供え物も結構置いてありました。
今回で…3回目ぐらいの訪問かな? こちらに訪れてから、なんというか風向きというか、変化を感じたのでお礼詣りといった感じです。
〇アクセス情報
場所は浜松市中区元城町111−2で、ホテルコンコルドの東に位置します。
さて、アクセス方法は徒歩でお願いします。この神社の駐車場はありませんし、道が細いので路上駐車は非常に迷惑です。
私は前後の予定の都合もあって、常磐町(K-mixあたり)に車を停めて徒歩で伺っています。結構近いですよ。あるいは、浜松城の駐車場に停めて歩いて来るのも良いでしょう。それが(花見の季節でなければ)確実に車を停められて、最も近い選択肢だと思います。