エアソフトガン競技のうち、スピードシューティングにチャレンジしようと考えて、思い切って、東京マルイ ハイキャパDORを購入しました。
所有している東京マルイ M1911A1ガバメントと比較も書きたいと思います。
〇挑戦しようと思った競技
エアソフトガン競技といっても多種あります。私が挑戦しようと考えたのは、スピードシューティングに分類されるものです。具体的にはスティールとプレイトです。やってみた感じ、スティールの方が合っているかな?と思います。
これらの競技を知らない人にとても簡単に言うと、ルパン三世の次元大介への幼い頃からの憧れ延長線上にあります。タクティカルな格闘というよりも、だれよりも速く、正確に撃つスタイルですね。(ハイキャパのようなオートマティックを使うのはロマンに欠けますが…)
今回はハイキャパDORの紹介なので競技については省略します。(後々に紹介する予定)
〇東京マルイ ハイキャパDORを選んだ理由
2020年8月の段階で、東京マルイの中ではそこそこ新しいモデルになります。
「どの銃が良い?」という話題になると「見た目が好きなやつにしておけ!」というのが鉄板の答えになっているようですが、私の場合は、ハイキャパの見た目はあまり好みではありません…
では、なぜ選んだか? この銃を選択したら競技的に言い訳できない!と考えたからです。
例えばサバゲーは体力やチームプレーが重要で、場面に応じた武器の選択や、そもそも好きな格好をしてプレーする楽しみもあります。対してスポーツシューティングは、ある程度の道具を用意できれば、技術の依存度の高い競技となります。
ハイキャパ系は競技にて絶大なる支持を獲得している「超鉄板」です。東京マルイならば箱出し状態で十分に戦える精度が出ています。ならば、これで鍛錬を積めば「そこそこは」戦えるようになる!と考えました。こういう、条件がフラットで技術で差が出る競技が好きなのです私。
もう少しスペック面を。ハイキャパ5.1系からDORになるにあたり、内部構造のマイナーチェンジを受けているそうです。燃費面でメリットがあるとのことで、どうせ買うなら最新型、と購入しました。
〇ハイキャパDORを使ってみて
さすがの東京マルイ。箱出し状態でよく当たります。
セーフティー、グリップセーフティー、ハーフコック、ホールドオープンなどの機構に関連するところで誤作動は今までありません。
チャンバー内から弾を出す際に変なところに引っかかってしまったことはありますが、自分が注意すれば回避できそうな問題でした。
DORはハイキャパ5.1に比べて、ドロー→ファイヤで生ガス噴きが減ったとされています。DORでも稀に噴くことがあるので、「生ガスは噴きません」とは言えませんが、安定していると思います。
燃費も非常に良く、3マガジンは余裕で持ちますし、やや弱くなっても手で温めれば元気よく作動するようになります。これはなかなかすごいです。
いや~さすがの信頼性です。
さて、売りのダイレクトマウントですが、まだ使っていません…。東京マルイのマイクロプロサイトは「ダットが大きすぎてお勧めしない」とシューティングサイトの常連さんから言われてしまい、どうしようか?と考えているうちに、オープンサイトで競技する楽しみを覚えてしまいました…。試したらまたレビューします。
〇M1911A1ガバメントとの比較
ハイキャパは、ガバメントをベースにした競技用カスタム銃をデザインイメージにして製作されています。なので、ハイキャパにとってガバメントはご先祖様(?)ということになります。
似てるっちゃ似てるけど、全然違いますね…。見た目よりもグリップした感じが全く違います。
ハイキャパは装弾数を増やしたダブルカラムを模しており、シングルカラムのガバメントと比べてグリップが厚くなっています。
ガバメントの平たいペタンとしたグリップと違い、ハイキャパDORはカクカクと角が立った四角いイメージ。それなりに手の大きい私でも少し大きく感じます。サイズが大きいことよりも角があるデザインに起因していると思われ、指の形にえぐられたグリップを装着すればぐっと良くなりそうな印象です。
このあたりは、自分で削ったりカスタムグリップを着けて調整してねといったところなのでしょう。
サイトも見やすく改良されています。
これをシューティングサイトで常連さんに見せた時に、サイトのデザインが好評でした。自分はしばらくオープンサイト(ダットサイト無し)でチャレンジするつもりなのですが、このサイトが見やすいから、そういう気持ちになったのかもしれません。
あとは、分かりやすい違いはセーフティーの大きさが違いますね。挙げだすときりがないのでこのあたりで。
〇総評
ハイキャパDORは、箱出しで精度が良く、使いやすくて、競技を始めたいならばお勧めできます。ハイキャパ5.1に対して機構がバージョンアップしているとのことですから、こちらの方が良いと私は考えていますが、カスタムの情報がDORはまだ少ないので、そこを考えて選ぶと良いです。心配しなくても、だいたいの部品は互換性があるようですし、もう少しすれば色々と情報が出そろってくるはずです。