写真撮影が趣味になると、普段の何気ない風景も違って見えることがあります。
そのひとつが、道端の草花にも目が留まるということではないでしょうか?それは季節の移り変わりに敏感になる、とも言い換えることができます。
季節の花の写真はベストな撮影タイミングというのが案外限られているものです。屋外ですと天候が問題になりますし、用事に追われていたら散っていた、もしくは散っていなくても少し枯れているだけでも見栄えは悪くなりがちです。ですので『あっ!』と思ったら撮っておかなくては後悔します。
夕暮れ時で曇り空のコスモス。タイミング的には撮影可能かどうかのギリギリってところでした。
所用で出かけた際の田舎道の片隅に紫や白の花が見えて『コスモスだ!撮りたい!』と思いましたが、用事がまだでしたので先にそれを済ませて…車を止めておくことができるスペースもチェックしながら通り過ぎました。
帰りには『明るさよ、間に合ってくれー!』と祈りながら、先にチェックしておいた駐車スペースへ急ぎました(笑)
全体的に明るく写っていますが、周りは夕暮れ時、というぐらい暗かったです。
今回はお出かけついででしたので、Nikon D7100+AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDのみ持って行っていました。こういう状況ではF値が小さい明るい単焦点が強いです。
良い単焦点レンズはとりあえず撮るだけでも画になる、というのを痛感するひと時でした。