ごく普通ですが、ワーカーズらしさに溢れます。
○ワーカーズ 13.75 Oz デニムジャケット ファーストタイプ
レプリカを基本とするブランドの場合、ファースト、セカンド、サードとお決まりがあり、そこから基本的に逸脱しません。
このあたりは、なんでもアリなファッションブランドとは違うところですね。レプリカベースのブランドもオリジナルのジャケットを作っても良いのですが、作る本人の好みや客層の問題か、このお決まりに従ったものとなりがちです。
すると、各社同じになるかといえばそういう訳でもなく、かなり差があります。見た目は同じなのに。
ワーカーズのこのジャケットの横には、レプリカで人気のあるTCBがありました。
これに対してワーカーズはこちら。
ワーカーズの方が高いのは、生産枚数が少ない(TCBは通年生産)ことと、生地がオリジナルであること(TCBは調べていないので、間違っていたらごめんなさい)、ワーカーズが新規で金具を作ったことが挙げられるので、どちらが優れているとか、そういうことは無いはずです。
両方、ファーストモデルの雰囲気を崩さない範囲で違いは結構あって、ワーカーズの方が襟が小さく、ステッチも細い。襟はオープンな感じで角度が広い。TCBは襟が大きめで尖っており、ステッチがシッカリと太いものが使われています。
このふたつが見た感じの印象を大きく変えていて、ワーカーズは緩い感じ、TCBはカチッと格好良い感じとなります。
着心地はかなり違って、TCBは見たとおりカッチリ。そもそもデニムジャケットってのは着心地が良い服ではないと思います。一方、ワーカーズはゆったりと緩い感じで、妙に着心地が良い(笑) シンチバックはありますが、これを着て寝ることもできますよ(笑)
それぐらいの緩さです。
ワーカーズとTCBとどっちが良いということはありません。ワーカーズは緩すぎると思うのは正しい感想だと思います。しかし、バチッと決めてジージャンを着こむというのに疲れた方はワーカーズも選択肢に入れるのが良いと感じました。私は気に入っています。